ビジネスとサービス、またはウェブについて
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今朝はいろんなウェブサービス終了のニュースがありました。ちょうどいい機会なので常々頭の片隅にあった「ビジネスとサービス」について考えをまとめてみようと思います。
まず、ビジネスとサービスのそれぞれの定義についてgoo辞書で調べてみます。
ビジネス 【business】
(1)仕事。事業。商売。
(2)特に,個人的な感情をまじえない,金もうけの手段としての仕事。サービス 【service】
(1)相手のために気を配って尽くすこと。
(2)品物を売るとき,客の便宜を図ったり値引きや景品をつけたりすること。
ビジネスが「金もうけの手段としての仕事」とはまたあからさまな定義ですが、おおよそ私たちがイメージしている意味のままです。
結論から言えば、この2つは決して相反するものでも相容れないものでもありません。車の両輪のようなもので2つが上手く回っていないと本当にいいサービスは提供できないのです。当たり前ですが、どちらかだけでは絶対にダメなのです。
それでは、両方大事だとして、一体どちらを優先すべきなのでしょうか。この答えもまた明白です。サービスを優先してビジネスを考えるということです。
ビジネス志向だとサービスの質は低下する?
ビジネス志向は言い換えれば利益第一主義、結果重視主義、拡大成長路線といったものに代表されるように思います。会社の営業方針なんかを見れば一目瞭然ですね。サービス志向はそれとは反対に貢献第一主義、プロセス重視、継続成長路線と言えそうです。
それぞれの志向性にこのような特徴があるので、ビジネス志向が優先したサービスはプロセスを軽く見るようになります。しかし、サービスの改善はプロセス重視のなかからしか生まれてきません。これをしたから結果(利益)に繋がるということは言えないのです。
つまり、ビジネス志向に走りすぎたサービスはプロセスよりも結果に重きを置くようになるため、サービスの改善が行われにくく、結果的にユーザー離れを起こすのではないかということです。
今まで終了してきたサービスのすべてがビジネス志向で、そのためにそのような結果になったわけではもちろんありません。サービス志向であっても、終了を余儀なくされるときはされるのです。
ただ、中にはビジネス志向があまりにも前面に出て来すぎているためにユーザーの定着が見られなかったのではないかと思えるものもあります。
ビジネスとサービスのバランスが大事です。いくらサービスのためにこうすべきだということはわかっていても霞を食べて生きていけるわけではありません。ただ、利益は継続のために考えるべきで最初からそれを目的にすべきではないように思います。
お金儲けは大事です。大事ですが、それをあからさまに目指しているサービスは個人的にはあまり使いたくありません。