1月 2009のアーカイブ
早起きで全体の1割を目指そう
CNETに興味深いアンケート調査の結果がありました。
起きてから出勤するまでの朝時間「30分~1時間」4割:マーケティング – CNET Japan
実際に朝起きてから仕事に行くまでの時間は「30分~1時間」が37.3%でトップとなり、「1時間~1時間半」は25.4%。「30分未満」も22.0%を占め、6割近くが1時間以内だった。
2時間以上がしめる割合がとても少ないのですね。10人に1人。そんなもんでしょうか。
私も昔は起きて出勤するまで1時間がいいところだったように思います。生活のリズムが今とはまるで違っていました。かつての私から見れば今の私はきっと驚きです。今ではだいたい4時半には目を覚ましています。
以前は寝るのがもったいないという考えでぎりぎりまで夜更かししていたような気がします。今では寝ているのがもったいないに変わりました。早起きを習慣づけるにはそうした意識の変化が必要だと感じます。
「そんなに早く起きてどうするの?」という声もあるかもしれません。私は朝の2時間を自分のゴールデンタイムだと思っています。朝以外に自分一人で過ごす時間はないからです。この貴重なプライベートがあるとないとでは一日の満足度が大きく変わってきます。
早起きほどお勧めできる習慣はありません。
顧客視点だけでは不十分 – 書評 – Subject To Change -予測不可能な世界で最高の製品とサービスを作る
イーストマン・コダックの成功について紹介されている箇所が印象に残ります。感光フィルムをロールにして撮影のたびに板を取り替えなければならないという手間を省いて、写真をそれまでの専門家のものから愛好家のものへとさせたということが紹介されています。それだけではありません。ロールフィルムに合ったカメラまで製造し、撮影が終わったフィルムはコダックの現像所に送るだけで出来上がった写真を届けてくれるというシステムまで展開させたというのです。
フィルムという製品を売ることを目的としていてはこのようなことはできないでしょう。そうではなくて顧客がどのようにしたら最高の体験を得ることができるのかというところに集中したというところが重要。その結果、市場を大きく獲得することができ、継続的な成長を可能にしたわけです。
顧客視点をお題目として掲げるのは簡単です。我が社はユーザーの視点にたったモノ作りを得意としています、と言えば非常に立派にも聞こえます。ですが、そのことが目を曇らせている原因かもしれません。
モノが売れないと嘆く時代です。しかし、売れているモノもあるわけです。どこに違いがあるのか。彼らが優れているのはなぜなのか。答えがこの本には溢れています。
コンパクトに要点がまとめられているので座右の書とするには最適。少なくとも私は常に携帯しておきたいほど気に入りました。
製品開発・サービスに関わる方は読んで損はありません。是非ご一読ください。
オライリージャパン ( 2008-10-27 )
ISBN: 9784873113852
おすすめ度:
マックで複数アプリケーションを一度に起動する方法
メールとカレンダーとタスク管理ツールというのはひとつのセットになっていたりしませんか。朝、仕事を始めるときにこれらが一度に立ち上がると便利だと思い、複数アプリケーションを一度に起動する方法を探してみました。
ところがWindowsではバッチで起動させるフリーソフトなどがすぐに見つかるのですが、マックではなかなかありません。そこでアップルスクリプトを使ってshellのopenコマンドを実行させることにしてみました。
do shell script “open -a mailplane&open -a ical”
例えばMaiplaneとiCalを立ち上げたい場合など、上記のように&で繋ぐといいみたいです。
私はMailplaneとiCalとThingsをセットにしてQuickSilverからスクリプトを実行させています。他にはMAMPとtextemateとSquel proをひとまとめにしています。環境が一気に整うのでかなり快適になりました。
momoで人生のデータベースを
時々どうしても誰かに伝えたい興奮を感じる時があり、そういう時にブログがあって良かったなぁとつくづく思います。今日はそんな興奮すべきウェブアプリケーションのmomo: iPhone, Memo, Syncを紹介させていただきたいと思います。
momo: iPhone, Memo, Syncはその名の通りiPhoneとSyncするメモのウェブアプリケーションです。iPhoneにはいくつかメモをとるためのツールがありますが、検索性、時系列、ウェブとの同期という3つを満たすものはなかなかありません。その意味でmomoは最高のソリューションです。
ライフログという言葉がありますが、これほどその言葉が似合うツールはないでしょう。
かつてTwitterが出てきたころ、その呟きのほとんどは本当にただの呟きでした。しかし、だんだんとTwitterも社会性を帯びてくるようになり、有用な情報のリソースのひとつとなってきたように思います。単なる呟きではなく、ちょっとみんなに知らせたいことや教えたいことなんかを呟くようなそんな感じ。ライフログであると同時にソーシャルツールであり、ニュースのお知らせツールであり。
momoはそんな初期のTwitterな感じで、どんどん自分宛に呟いていくことができます。つまり、それこそがメモなわけですが。
私は時系列でメモをとっていくことが習慣となっているのですが、ディスプレイに向かっているときに手帳を開くのはちょっと面倒に感じていました。それと後でメモしたことがどこに書いてあったかが探せなくなるということがままあります。「確かこのあたりに書いたはずなんだけど・・・」と思いページをめくることが多いのです。
手帳の良さはその携帯性にあったわけですが、今では一日中iPhoneが手元にあります。どうやら、momoですべてが解決しそうです。
まだ一日しか使っていないのですが、もう手放せそうにありません。
人生は砂時計

1PX CLOCKというiPhoneアプリが素敵です。1秒毎にピクセルが塗りつぶされていくというただそれだけのことなのですが、これほどわかりやすく時間の感覚に気づかせてくれる時計はありません。まるで砂時計のよう。
1日は24時間、つまり4×6マスしかないわけです。目が覚めた時点で一番上の行はすでに塗りつぶされています。私たちは妙に時間というものを大きく見積もってしまいます。まだまだ時間があると思い過ごしていると気がついたときには手遅れというのは何も人生に限ったことではにないのかもしれません。
素敵なアプリをありがとうございます。> IPX CLOCK作者様。
NextActionに「週次レビュー」と入れてませんか?
私は長い間この「週次レビュー」というものが何なのかよくわかっていませんでした。毎週金曜日に週次レビューというタスクをいれていてもそれが上手く実行されたことがなかったのです。
今思えば理由は明確です。つまり週次レビューが行動まで落とし込まれていなかったということです。「プロジェクト提案書」とか言うTo-Doと一緒です。その言葉が何も行動を想起させないものだったわけです。
そもそも週次レビューとは週に一度レビューをするということです。何をレビューするのかが言葉に含まれていないのですから、「週次レビューする!」として「?」になるのは当たり前ですね。
頭が?とならないためには何をレビューするのかをあらかじめ決めてリストをつくっておくことです。そうすればもう迷いません。そして週次レビューの時間になったら、その通りにフィジカルに手をメンタルに頭を動かします。
ちなみに私は現在こんな感じです。
- デスクトップに不要なアイコンはないか?
- クリアファイルおよびその中の用紙に不要なものはないか?
- プロジェクトからSomedayに移すものはないか?
- 興味を失ったプロジェクトはないか?
- Somedayからプロジェクトに移すものはないか?
- AORから見て追加する項目はないか?
- Backpackのサイドバーが混乱していないか?タグでまとめられるものはないか?
- 購入検討リストを見直す
- 次に読む本を整理する
- 鞄の中に要らないものがずっと入っていないか?汚れてないか?入れておくべきモノはないか?
- 財布の中にレシートはたまっていないか?残金は?
- モレスキンのユビキタスキャプチャーにあるメモから行動に移せるモノはないか?
順番を決めておけば迷うことがないですし、一連の手順をスキャンすれば週次レビューは完了したことになるのでスッキリします。
こちらの記事もあわせてどうぞ。
その先延ばしの癖は実は役に立っている
Do It Tomorrow(邦訳「マニャーナの法則)の著者であるMark Forsterが最近新しい仕事術を提案しています。
Autofocusと名付けられたその仕事術は一体どういったものでしょうか。現在ベータテスト中なので詳しいことは紹介できないのですが、なかなか興味深い内容でした。興味のある方はニュースレターをサインアップすることでベータテストに申し込むことができますので是非どうぞ。
さて、その手法を紹介する文のなかにStructured Procrastinationという気になる言葉がありました。
最初はなんのことやらよくわからなかったのですが、いくつか読んでいくとStructured Procrastinationの意味するところがだいたいわかってきました。
先延ばしは気分がのらなかったり、どこから手をつけていいのかわからなくなっていたりするときに生じます。最終的にはやらないといけないのでやるわけですが、そこに至るまでの時間を無駄にせずに逆に利用していこうというのがStructured Procrastinationだということのようです。
The list of tasks one has in mind will be ordered by importance. Tasks that seem most urgent and important are on top. But there are also worthwhile tasks to perform lower down on the list. Doing these tasks becomes a way of not doing the things higher up on the list. With this sort of appropriate task structure, the procrastinator becomes a useful citizen. Indeed, the procrastinator can even acquire, as I have, a reputation for getting a lot done.
だいたいみんなリストには重要な順にタスクが並んでいるものです。すぐにやらなくちゃならない重要案件は一番上にあるもんですが、下の方にもやっておいた方がいいタスクというのはあるものです。一番上にあるタスクをやるかわりにそういったやっておいた方がいいタスクをやることです。タスクにきちんとした構造さえあれば先延ばしは役に立つもんです。実際、先延ばししていたって多くの仕事をこないしているという評判さえ得ることができるんです。
まずは取りかかれそうなところからやっていくということですね。
ユビキタス・キャプチャーの習慣をインストール

新しい習慣を生活のなかに組み入れていくのってなんだか新しいソフトをインストールするのに似ているような気がします。私は極度に新しもの好きなのでなんでも試してみないと気がすまないところがあります。この「やってみないと気が済まない」という性分は結構ライフハッカー的なのかなと思ったりも。
さて、この2週間ほどユビキタス・キャプチャーを続けています。
- 「全てを手帳に記録する」、ユビキタス・キャプチャーの実践 | Lifehacking.jp
- アナログツールでライフハック:Hipster PDA時々モレスキン,のちトラベラーズノート:第4回 モレスキンとユビキタス・キャプチャー|gihyo.jp … 技術評論社
私のユビキタス・キャプチャーは時系列で一日を記録していくというものです。生活のログですね。この習慣自体は一昨年の12月あたりからほぼ日手帳を使ってやっていたのですが、今年はほぼ日をやめたので止まっていたのです。代わりにD-BROSの手帳に毎日の起床時刻と退社時刻を記録していたのですが、やはりそれだけでは物足りない。過去を振り返る時に細かい記録がないとなんとなく落ち着かない気分になってきたのです。
そんな時に去年あまり使わずにずっと鞄に入れっぱなしだったモレスキンが目についたわけです。なんとなく、一日の記録をつけてみたらちょうど見開きに収まりました。
ほぼ日手帳で生活ログをつけていた時は一日一ページという制約があり、書ききれないという日もあったりしたのですが、モレスキンだと制約がないので自由に一日のページをのばせるのがいいです。一日が何ページにわたることもあれば、そうでない日もあったり。
まず起きて最初にやることがあたらしいページに日付と起床時刻を記録することです。見開きの左上に日付を書くことを決めていれば、後から検索するのにも便利です。また、イベントや覚えておきたい日なんかがあった場合には最終ページにインデックスを作っています。これで振り返りが随分と楽になります。
前述のLifehacking.jpの記事に「人生をコントロールしている、という安心と自信を与えてくれる」とありますが、この感覚は非常に納得のするところです。自分の行動を記録することで常に無駄に時間を過ごしていないかと自問することができ、インプットとアウトプットにどれだけの時間を使ったかなどを知る手がかりにもなります。
意識的に時間を使うというのが大事ですね。
ライフハック祭りメモ
昨日はライフハック祭り2009に参加してきました。こういった集まりには消極的な私ですが、今回なぜこんなにも楽しみに足を運んだかというと憧れのLifehacking.jpの堀さんの講演があったからです。
講演では長時間にわたり、著書の「情報ダイエット仕事術」の内容を詳しく解説してくださいました。私は常々Lifehacking.jpを購読していることもあり、割とさくさくとこの本を読んでいったのですが、深いところまで全然咀嚼できていなかったことに気づかされました。素晴らしいスピーチでした。
私が掘さんの考え方に共感するのは、その研究者的なアプローチです。何故なのかということをどんどん深く追求していくその姿勢です。ライフハックという言葉に対してもロジック×テクニックなのだという明快なお話がありました。私もそのように思います。ロジックだけでもだめだし、テクニックだけでもだめ。その両方を正しく理解してはじめて効果があるように思います。
講演中、モレスキンにメモする手が止まりませんでした。
今朝、その内容をbackpackにまとめてあっという間に90分が過ぎてしまいました。メモを書き写すだけなのだから1時間ぐらいですむだろうと思っていてもこの通りです。主観的な時間見積もりはなんて当てにならないものか。
さて、メモの中からいくつか強く印象に残ったところなどをあげてみようと思います。 この投稿の続きを読む »
成功が成功を呼ぶスパイラル
約1年ぶりにまた大阪でペンシルさんのセミナーに行ってきました。前回と同様非常にきれのあるプレゼンテーションでメモを取る手がとまらないほどでした。
1日たってメモを振り返りながら考えていたのですが、思ったことをこちらにもメモしたいと思います。
成功は成功を呼ぶ
成功事例自体は前回のセミナーと同様の事例が多くお復習いという感じでしたが、思ったのは「成功が成功を呼ぶ」という上昇スパイラルでした。ひとつきっかけがあり、そのチャンスをものに出来れば今度はその成功を梃子にしてまた成功を呼び込むことができるということです。レバレッジですね。ペンシルさんの場合にはそれがふくやの明太子だったということじゃないかと。
成功を目指す価値はそれが更に成功を呼び込むからあるのだと感じました。
成功には資金が必要
質疑応答でもありましたが、大手を相手にした場合の戦略立案と中小・零細を相手とした場合のそれとは全く異なります。中小だからといって戦略がないわけではないのでしょうが、そこにつぎ込むことのできる資金力が違うわけです。結果として戦略の成功を左右してしまう。もう少し戦略を実行できれば、結果が出たにもかかわらず現実問題としてそれが続かないというわけです。
覚田社長は本当はインターネットの力で個人を応援したいという旨をおっしゃっていました。しかし、事例を聞けば聞くほど、やはり資金力のないところに成功はないのではないかと考えてしまいます。
このあたりについては引き続き考えていきたいところです。
成功は優位性から
明太子の事例にしても、マンションの事例にしても、成功を導いたのはその商品・サービスが持っている優位性を正しく伝えることができたからなんだと思います。つまり、もともとの商品なりサービスに優位性がなければいくらSEOだエントリーフォームだと改善をしたところであまり効果がないのではないでしょうか。しかし、現実には世の中そんなに優位性のあるものばかりではなく、どちらかといえば優位性のない平凡なものの方が多いような気がします。
まずは売ろうとしているものの優位性をきちんと把握することが大事なんでしょうね。そして優位性がなければないでニッチでも作り出すしかないと思うわけです。優位性がないとあきらめるのではなく、優位性をいかに作り出していくかということだと。
まずはコンセプトと目標設定
コンセプトが何よりも大事だという話は何度でも反芻したいところです。コンセプトをひとことで言えるまで、余分なものをそぎ落としていくこと。これは本当に大事だと思います。加えて目的は何なのか、そのために到達しなければならない目標は何なのかということを具体的に考えていき明確にしていくということですね。個人の成長プロセスとも非常に重なるところです。
わからないものはやってみる
セミナーでは成功の事例ばかりでしたが、その裏に失敗がないとは言い切れないと思います。成功のかげに幾多の失敗があるというのは何事においても定説です。アップルだって現在の成功のかげに忘れ去られた幾多の失敗があったわけですし、グーグルだって例外じゃないと思います。けれども誰も失敗に目がいかないのは成功がやはり大きいからです。
成功するためにはやはり失敗しないといけないということじゃないかと思うわけです。そのためにはチャレンジする。挑戦する。できるかどうかわからない。うまくいくかどうか自信がない。けれどもそこで止まっていては何も進みません。だからやってみる。失敗しても必ずそこから学べるものがあるのだと思えばやらない手はありません。
自分の仕事にあてはめて考えてみたいことばかりで、モチベーションが非常に高まりました。セミナー開催の関係者の皆様、覚田社長ありがとうございました。
