8月 13th, 2008のアーカイブ
ウェブデザイナーの憂鬱
静的な媒体にはグラフィックデザイン、動的な媒体には?
写真や文章を扱って印刷物をデザインする人のことをグラフィックデザイナーと言います。では同じようにウェブをデザインする人のことをウェブデザイナーと言うのかというと、なぜかしっくりときません。
The Man in BlueでリンクされていたJason Santa Mariaさんの記事では「あなたは自分のことを何て説明する?」という問いかけがなされていました。Jasonさんはもともとグラフィックデザイナーで、今はウェブのデザインをしている有名デザイナーです。
Jasonさんの問いかけはグラフィックデザインというのはウェブの世界に居場所があるのか、それとも伝統的なデザインの方法として追いやられていくのかということです。
この問いかけに対するコメントが実に溢れていて、どのコメントにも興味を引かれます。業界内では職種が細分化されてきて、色々な言い方が出てきていますが、業界外の人には説明が難しいというのがウェブの世界なのでしょうね。
読みながら下記のエントリーを思い出しました。
一般的に「Webデザイナー」と呼ばれる人の仕事は、じつに幅広い。ビジュアル的に「デザイン」すること(どんなサイトにするかの「絵」を作ること)や、サイトの構造・ラベリング・ナビゲーションといった「情報アーキテクチャ」を決めること、そしてHTMLやCSS、JavaScriptといった技術によってそれらを実装することは、それぞれ異質な作業であり、別種のスキルが求められる。
「フロントエンド・エンジニア」という呼び名のパワー – Zopeジャンキー日記
Jasonさんの記事のなかにもFront-End Developerというのがいくつか出てきます。ビジュアルデザインを主とせず、JSやCSSを使ってコーディングしていくところに価値を置いている人たちはこの呼称を好むのではないかと思います。
現実的には、肩書きに対していろんな解釈をしてくる人がいるわけなので、複数の肩書きを持つのがいいんではないでしょうか。
